多聞柱(トリコケレウス・パチャノイ)に比べて毒が多いらしく、育成場所に困りますが、鋭い棘が有るので、子供やペットが噛ったりする事は無さそうです。成長もパチャノイに比べて速い!
ホントに凄い棘。
キリンウチワを青緑柱に挿し接ぎ!キリンウチワを少し付けたまま土に戻しても、トリコケレウス属は成長旺盛ですので、あっと言う間に自根が出て、オートで戻ります、根のキリンウチワは自然に土の下で枯れます。そのまま腐ると言う報告もありますが、1度も無いです。枯れて無く成ると言う事だと思います。ウィルスが入ると言う方も居ますが、サボテンにウィルスは、実生で無い限り避けられません。ほぼ居ると考えますが、それに負けない位、トリコケレウス属は成長が旺盛ですので、特に問題に成った事は30年近くありません。
ペルヴィアントーチ(青緑柱)ですが、棘の長さが中位で、少ないので扱い易い品種です。上部からは青緑柱の特徴の1つである、黄色(金色)の棘が出て来ます。
キリンウチワ刺し接して、更に伸びて来た上部をカット、キリンウチワの力が強いので、一気に3個とか平気で子株が出てくる
こちらは、棘の長いタイプの青緑柱(トリコケレウス・ペルヴィアヌス)柱サボテンです、キリンウチワ(麒麟団扇)に接木したものです。接木後に先が伸びて来たので、カットして、カット面に消石灰を塗し乾燥させ、そこから2つの子株が出て来ました。消石灰を塗す理由は、カット面をアルカリ性にして、雑菌の繁殖を抑え、更にカット面を急速に乾燥させてくれます。
トリコケレウス属の中でも、棘が特に長い“青緑柱(トリコケレウス・ペルヴィアヌス)と言う品種があります。学術的には多聞柱と同属との事ですが、私自身育ててみて、確かにとてもよく似ていますが、同じと言うには少し無理がある様な気もします。個体によっても成長する速度はそれぞれ違いますが、うーん、親戚と言うので有れば納得と言う感じです。